新型肺炎に関する考察 2020年2月2日 夜20:14時点

2020年2月2日 夜20:14時点
いくつか疑問と仮設がある

1. なぜ武漢を閉鎖したのか?
・現状、暴動も起きていないようなので食料、水、電気は供給している。生きていく最低限のリソースは供給されている。
交通機関は止まっていて自家用車がなければ患者はそもそも病院に行けない。
・病院を建設しているが不足しているのはベッドだけではなく医療スタッフ、医薬品。建物は他ホテルなどで一時的に代替は可能と推測される。
・既にある程度、武漢から人が出ている。なぜ封鎖したのか。
・いつ封鎖を解くのか?
仮説:
武漢が暴動とならない程度の限度の食料などを搬入。
・長期戦となるので医療リソース投入を制限している。
・潜伏期間を2週間としても感染が継続している場合は武漢の閉鎖は解けない。

2. 中国の他都市に拡散するのか?
・拡散しないとした場合、何が武漢と違うのか?
仮説:
同様に拡散する。ある程度、市民のマスクや市場の閉鎖などで拡散度合いは低下する。

3. 日本でどの程度拡散するのか?
・無症状保菌者が存在する以上、拡散は防ぐことができず、時間の問題か?
・ワクチン開発まで拡散が防げるのか?
・拡散した場合、社会制度が維持できるのか?
仮説:
・既に武漢から日本に約1.8万人。感染率1.5%とすると約250人。
 一部日本人に感染している。
・感染、症状発症、重篤化するまで2週程度と仮定。春節開始より
 2月2日時点で約1週として、あと一週後に重篤者発生。
・拡散は防げない。通勤電車などでの拡散。
・一時的に社会制度はマヒ。2週程度の自宅待機期間など。
・企業としてはBCPが重要となる。問題は沈静化後の生産体制の維持。特に人的リソース
 資金リソースの維持。天災ではないので物は破損しない。
・重要なのは海外(米国など)が日本人の渡航を禁止するかどうか(拡散すると禁止となる)
 他に食料などの輸入が継続するかどうか。

4. なぜ邦人の帰国後の隔離場所が適切ではないのか?
・危機管理の人的組織が不足。この米国比較での日本の脆弱さを日本人は
 よくよく理解する。今後の有事に日本人は日本政府を信用しなくなる。
以上