雑感~出生数と将来の産業
雑感~出生数と将来の産業
日本の出生数は19年に86万5,239人。これが20年、21年とどこまで減少するか。
20年には80万人を下回り、21年には70万人以下となる可能性ありと考える。
新型コロナにより出産・結婚が急減<2020・12・29> | 長野経済研究所 (neri.or.jp)
- 出生数の減少
- さらに婚姻数も減っている
70万人×80年=5600万人と6千万人レベルの人口に向かっている。
他にも人口減を予想するレポートがある
コロナ危機がもたらす将来人口への影響|第一生命経済研究所|星野卓也 (dai-ichi-life.co.jp)
将来性がないと判断された場合、通貨下落、国内投資減少。円ベースでは経済を維持できても世界規模ではローカル経済となる。対外通貨兌換がむつかしくなるのではないか。
対中国の関係でも、中国は人口減となる2030年ころまでそれなりに順調に成長する。
「双循環」戦略で所得倍増を目指す中国|日本総研 (jri.co.jp)
日中の経済規模は5倍くらいになるのか。
何の勝算も打算もなく、CO2排出ゼロを目指すこととなっている。
日本が突入する「2050年排出ゼロ」という必敗の戦争 – アゴラ (agora-web.jp)
すでに合理的な判断ができない、課題先送りの前提で将来は下記のごとしと想定。
- 排出権を購入し国富流出
- エネルギーコスト上昇(及び製品価格への転嫁)によるインフレ
- 国内エネルギーコスト上昇による製造業の衰退、雇用の劣化
猪瀬氏の記事の通り、打算や計画性がないと考える。
原発は“あるある詐欺”だ。2050カーボンゼロが危うい。曖昧模糊を信条とする日本的意思決定の真相。|猪瀬直樹|note
一例は下記の通り
スズキ、ダイハツを直撃…脱炭素で「軽自動車」がこれから直面する「大変な事態」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
欧米の脱CO2はある意味、熱狂的にさらに進み、米国の株価も上昇すると予想する
溜池通信 vol.706 特集:1920年代への旅~2020年代へのヒント (sojitz-soken.com)
日本はより貧困化し、欧米中との格差がさらに拡大する。今の日本に将来性のある産業、資源、人的リソースはない。
世界的な景気回復で当分は夢心地かもしれないが、途上国的貧困に次の不景気(10~12年後、2030年ころか)には直面すると考えている。
以上