経済雑感 2020年10月24日

経済雑感 2020年10月24日

COVID-19について、欧米の方が感染率が高い。
感染累計者数はざっと日本は1000人に一人。米国は10人に一人。
何らかの要素の差異がある。

 

欧州は重傷者数はさておき、感染者数は再度増えているとのこと。
再度経済を抑制しつつあるが、給付金の財源は限られてきている。
特に英国は土台の経済も弱体化している(製造業が弱体化し金融中心)。
経済抑制と政府支援の限界で進退窮まりつつある。

 

日本では三菱重工が航空機事業から撤退。三菱重工は客船もうまくいかなかった。
三菱重工はさておき、今の日本は新産業が過去30年生じていない。強いて言えばトヨタのハイブリッド。
バイオ、医療、ロボット、電子機器、どれも新規製品を製造開発できていない。
サービス業でも日本国外に及ぶ広域拡大した企業はない。

 

さらにコロナで出生率が低下しつつある。21年は新生児は70万人程度か。コロナ自体に含めて経済不安、里帰り出産の困難を考慮すると悲観的と想定。
国内市場の縮小が明確化すると企業は国内で新規投資を減らす、結果、生産性は改善しない。
日本は金融のない英国となるのではないか。

 

2019年度から40代を含む早期退職が開始していた。また、自動車産業は今後数年、2019年の水準を下回る。

結局、コロナで日本の衰退が加速、生活水準の低下、良い職の減少となる。


以上