日本でのインフレ化

思考~インフレについて

いつまでも物価が上がらないまたは下がっていくデフレは数年は継続しても10年単位では必ず終了し、インフレの時代が来ると考えている。

 

現在の状況で所与とするべきは、、、、
・政府は国債を発行して、税収<支出 を維持せざるを得ない。
 政治的に大幅な増税は困難、老人比率上昇で福祉費増、現役世代

減少での税収減、日本企業の競争力低迷・下降のため。

 

・すでに日本国債GDP比の二倍。国債金利を上げたくてもそもそも

上げることができない。名目GDP増加率の半分以下でないと発散してしまう。

 

・日本は対外資産を持っているといっても、大半がドル資産、かつドル国際が多い。日本企業の米国以外向けの直接投資を除くと米ドル国債

 

・日本は労働力がすでに不足。材を輸入するか労働力を輸入するしかない。

 

・日本以外の国は名目でのGDPが増加。米国ではインフレ年率2%増、実質年率3%増で名目で5%増。

 

 

上記を所与とした場合、短期的にはデフレ継続となるかインフレかは不明であるが長期的には以下理由でインフレとなる。
(1) デフレ継続=>名目値で物価が下がる=>海外労働力、財が日本を回避。日本も人口を再生産できない=>輸入依存=>インフレ

(2) 労働力不足などでインフレ=>生産性が飛躍的に増えるまでインフレ継続インフレにならない状況となるには、格段に生産力(または付加価値)が増加して高付加価値を輸出し低付加価値を輸入し結果としてデフレとなる状況。

 

 

上記よりいずれインフレとなる。しかし、国債金利を上げることができない。
よって、、、、
・インフレの高進、継続
・「国債金利と「実質」金利のかい離。国債金利は低くても、その金利で調達できなくなる

以上